福島地震、大丈夫ですか?
こんにちはっ!!
「おい!ゆうこ!日本が大変だ!」
11月22日午前11時。
激しくドアを叩く音で
目覚めました。
ドアを開けると
デビットの姿が。
デビットは持っていた
アイパッドを私に見せます。
覗き込んで見ると、
福島地震((((;゚Д゚)))))))
またですか・・(´・ω・`)
福島の皆さん大丈夫なのかしら。。
デビットは、
日本人である私にこう言います。
「君の住んでるところから近いの?
家族は大丈夫なの?」
あぁ、うん。大丈夫。
ありがとう。
2人は歩きながら
ロビーへ向かい、
昼食をとります。
デビットが頼んだものは、
焼いた食パンにベーコンを挟むやつ。
デビットの行動を見ていると、
朝から面白い彼。
食パンに全体重を乗せて
ベーコンをサンドする。笑
そんなサンドしなくても良いのでは?
( ̄∀ ̄)
ぺっちゃんこになった食パンは
端からベーコンが漏れている。
笑いながら
私が頼んだものは
フライドライス。
「朝から食べるねーー!!笑」
お互いにとって
お互いの行動は珍行動らしいです。
さて!
この日はデビットに
パンガン島を隅から隅まで
案内してもらう日です!!
なんせ9ヶ月もパンガン島にいる彼。
そんじょそこらのガイドより
良い場所を知っているわけです(//∇//)
つまり、
フリーマンツーマンガイド!笑
パンガン島を
心ゆくまでお楽しみあれ〜。
デビットは私をある場所へ呼び、
こう言います。
「さぁ!またがって!」
目の前に飛び込んできたのが・・
バイク(´ཀ`」 ∠)
あのぉ〜
私、タオ島で事故しましてですね、
バイクはトラウマなんですよね。
(棒読み)
「わぁお!そうなのかい!でも俺が運転するし俺はここで毎日バイクへ乗っているけど一度も事故してないよ。」
ですよね( ̄∀ ̄)
大丈夫ですよね?( ̄∀ ̄)
超不安になりながら。笑
バイクへまたがり、出発です!!
でも・・
ぎゃあぁぁぁああああ〜!!!!
((((;゚Д゚)))))))
スローリー!!
スローリー!!
アイム アフレイド!!
デンジャーロード!!
プリーズ スローリー!!
頼むから
ゆっくり走ってくれー!笑
そうビビりまくっていると、
彼はスピードを緩め、
時速は25キロ。笑
「ははっ。大丈夫だよ!超安全運転さ。」
プリーズスローリー!!
プリーズスローリー!!
スローリー!!
スローリー!!
おんなじことを
呪文のように繰り返し
慌てふためく女。笑
デビットは、
恐る私を気遣いながら
ちんたらちんたら
目的地へ向かうのです。
「さぁ!ヤシの木の先端まで行ってごらん!写真を撮ってあげるよ!」
そう言われ、
楽しそうな場所に
ワクワクする私(*´ェ`*)
しかしΣ(- -ノ)ノ
【このヤシの木に登ること。】
思っていたよりも
難易度が高いこと。
ヤシの木の真下には、
広がる海が。
ねぇねぇ(´・∀・`)
この海を歩いて行ったらダメなの?
「ダメダメ!クラゲが大量にいるからね!刺されるから海の中は入っちゃダメだよ」
クラゲ・・
((((;゚Д゚)))))))
みなさん。
クラゲに刺されたことはありますか?
私は小さい頃、母に連れられ
お盆を過ぎた時期に
海へ泳ぎに行きました。
何も知らなかった私。
お盆過ぎの海は
クラゲがヤバイ。笑
もちろん、
大量のクラゲに刺され、
痛痒くてツライ思い出を
経験している私。
あの思いは2度としたくなかった為、
海には入らないと誓い、
ヤシの木に登ることにしました。
後ろからデビットのエールが。
「そうそう!良い感じ!そのまま進んで!」
しかしΣ(- -ノ)ノ
またがるヤシの木から見えるのは
道のりが長く、
そして高くて不安定な景色。
((((;゚Д゚)))))))
一歩バランスを崩すと
クラゲの餌食(。-∀-)
だんだん恐怖を感じ、
ビビりまくる私・・
無理ーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
怖いですーーー!!!
進めませーん!!!
もはやネタでしかない。
あのぉ〜
私は世界で笑いを取りに
行ってるんじゃないですよ?(´・∀・`)
勘違いしないでね?(´・∀・`)
少しずつ進むにつれて
少しずつ増す恐怖。笑
どんだけ小心者www
そして!ついに!
たどり着いた先っぽ!笑
デビットに
写真を撮ってもらいましたヽ(○´3`)ノ
え?(・∀・)
これどうやって戻るの?
「ターンだ!ターン!立って姿勢を変えて戻るんだよ!」
は!?
立つの!?
ここから立つの!?
無理なんですけど!!!
怖いんですケロ(´;ω;`)
その様子に見兼ねた
通りすがりのタイ人カップルが
助けに来てくれます。笑
どこにいても
助けられる女。笑
そのタイ人は、
こう優しく声をかけてくれます。
「大丈夫!さぁ、手に捕まって!
立ってごらん!その方が楽だから!」
( ゚д゚)ええええ
やっぱり立つの!?
ここから立つの!?
どうやって立つの!?
「そこに足をかけて!頑張って!」
無理なんですケロ(´;ω;`)
怖いんですケロ(´;ω;`)ぎゃーぎゃー喚くウザい私。笑
デビットは呆れもしないまま、
とても応援してくれました。
「大丈夫だ!君はできる!危ない時、みんなが助ける!さぁ!立つんだ!」
そのエールに被せるかのように、
タイ人カップルの男も
声をかけてくれます。
「さぁ!立つんだ!!立ち上がるんだ!」
あしたのジョーかよ。
みなさん!!
私はバイクや病院の次は、
ヤシの木と戦ってます!!笑
これは立たなければいけない。
みんなが助けてくれている。
どうしても立ち上がなければ!!
あしたのジョーかよ。
そして、
10分は過ぎたでしょうか?笑
揺れるヤシの木。
ぎゃーぎゃーうるさい私。
ヨチヨチ足をヤシの木に乗せ、
足を戻しては乗せるを繰り返す。
そろそろウザいでしょ?(・∀・)
29歳の女。
立つこともままならない
うんこでしかない。
立った瞬間、
デビットは喜んでいました。
「君はさすがだよ!!できる女だ!最高だ!」
どうもありがとう(´・∀・`)
すると、
タイ人のカップルの男が、
恐ろしい発言をします。
「さぁ、もう大丈夫だね?僕は戻るよ。」
そう言い放ち、
私の手を離そうとします。
え( ˙-˙ )
ちょちょちょちょ!!
待って!待って!
離してはいかん!!!
手は、手は、
離すなーーーー!!!!
(´;ω;`)ぶわっ。
結局、男に手を差し出されながら、
最後まで導かれ、
ヤシの木を降りるのでした。笑
ホッε-(´∀`; )
今度は
ヤシの木に殺されるところだったわ・・
はい!笑
こうしてスリル満載の一日が
ここからスタートするのでした。
これから大丈夫なの私!?
((((;゚Д゚)))))))
次回、だから、砂利道は無理なの!!
では、また!