こんにちはっ!
自助力の専門家、恋愛コーチYUKOです!
「たった1人の男性から愛され大事にされる女性」を増やすために自己肯定感や男性心理を説いてます。
ギブ&テイクの意味
今回は、恋愛関係や人間関係のギブ&ギブ、ギブ&テイクについて解説していきたいと思います。笑
前回のインスタライブで、尽くすことと優しくすることの違いについて「尽くすことは優しさではなく見返りを求めることである。」と説いたのですが、今日は深く掘り下げて考えます。
尽くすこと=見返りを求める状態って一般的にはギブ&テイクのことを言うんだと思うんですけど、ギブ&テイクってわりと普通な人間関係の在り方だと思います。
普通なんだけど、実は関係が破綻する考え方でもあるんです。
ギブは自分が愛の量を決めて相手へ与えるじゃないですか?
でも、テイクは相手が愛の量を決めて自分へかえわけですよね?
すると、自分と相手との愛の量に差が生じたとき、だいたいもらう量が少ない方が怒りや不満を生じる。
「私はこんだけ尽くしたのに」
「私はこんだけやったのに」
「あなたもそうしてくれるはず」
「あなたも尽くしてくれるはず」
↑根底ではこんな風に思っているから相手が与えてくれなかったら不満が募って、なんとなく雰囲気が悪くなって口数が減っていって、フェードアウトしていく。
でもそれって条件付けの愛で、もはや愛ではないんですよね。
表面では相手のことを思って尽くしたとしても、その裏には「私を愛してほしい」「私に構って欲しい」といった取引をしてるわけですよ。
つまり、恋人関係ってのは人間関係もそうですけど、常に条件付きの取引をしてるんです。
正しい、正しくない、ではなくこれが普通だったりします。
相手が与えた愛の量が自分の希望に満たなかったとき、
「愛されてない」「私はこんなに尽くしたのに!!」となって「私は愛されない女」を強化していくってメカニズムなんだけど。
でもさ、よく考えてみて?
人間関係がそもそも条件付きで取引関係にあるとしたら、無条件の愛を構築していくのって難しいやん?
そんな難しいことを、巷では、人間関係はギブ&ギブだって謳ってるわけなんですけど、よう言えるわそんなこと!!って感じなんですよ。
ギブ&ギブの本当の意味
相手とのギブ&ギブなんて無理ですよ?
なぜかというと、相手と自分の考え方や価値観は違うのが当たり前だし、人生色々あって余裕がない時もあるわけやん?
そんなんで常にギブ&ギブを保てるわけがないからです。
一時期は保てたとしても、それは一瞬でギブ&テイクの取引関係が正常なんです。
じゃあ、恋人関係や人間関係は破綻するしかないのか?っていうとちゃんと抜け道はあります。笑
それは「自分と」ギブ&ギブの関係を築くことです。
意味分かります?
相手と、ではなく自分とです。
たとえば、ギブ&ギブが出来る人は、自分で自分をきちんと愛せる人です。
自分に愛を与えて与えて与えて与えまくって溢れ出て余ったものを相手へ与えるって順番です。本来は。
自分のことをきちんと愛して満たされていたら、相手から愛をもらえなくっても平気なんです。
相手へ期待はありません。
自分と調和していたら、周りと不調和なんて起きないんですよね。
相手とギブ&テイクをすると不調和になる
彼に毎回お料理をもてなしていたとするやん?
自分に愛が足りない人は、お料理と引き換えに彼の愛を引き出そうとします。
物々交換みたいな。笑
自分を愛せている人は、お料理をもてなしても自分がそうしたいからやってるだけで見返りはないんです。
究極、相手が喜ぼうが、喜ばまいがどっちでもいいんですよね。笑
自分の与える愛の量と、相手が与える愛の量とで天秤にかけてないから。笑
極論、相手にお料理を振る舞えない自分に罪悪感を感じることもないんです。
矢印の方向が、自分に向いているから、お料理をすること自体が自分を満たすためにやってるんです。
自分に対しての、ギブ&ギブですよ。
そしたらたまたま相手も喜んでくれてたって順番です。
意味わかるかな?笑
他の例でいうと、あなたはある日疲れていて、洗い物はしたくないなって思ったとします。
夫に頼りたいと思いました。
でも、近頃は自分の仕事が多忙で家事を夫に任せてばかりだったから(相手からギブ)そろそろやっておかないといけないなって罪悪感を感じたとします(相手のギブに対するテイク)
相手のギブが大きくて自分のテイクが少ないパターンね。
頑張って洗い物をやってみるけど、そばで夫がテレビを見て爆笑していたとします。
すると、こっちは疲れてるのに呑気な夫を見て、
「ちょっと!!テレビ見る暇あるんやったら洗い物してよ!疲れてるのに!!」
ってなって喧嘩へ発展する。笑
あるあるパターンだと思うんですけど、これもね、自分とギブ&ギブできてなくて相手とギブ&テイクの取引をしているからそうなります。
こんな場合のギブ&ギブとは、
自分に対して「嫌なことはしない」というギブを与えるってことですよ。
自分にギブ&ギブをする
疲れてるんだったら、夫に頼めばいいんです。
「疲れてるの。お願い!やってほしいな」って言えばだいたいの男性がやってくれます。
そうすることであなたは上機嫌でいられて、上機嫌でいる奥さんを見た夫は、嬉しくなって疲れていた自分を満たしたつもりが(自分へギブ)旦那さんへ「役に立てた&喜んでくれて嬉しい」というギブを与える結果になるんですよね。
意味わかります?
ところが、ギブ&テイク思考だと与えすぎても不満だし、与えなさすぎると罪悪感を感じて無理するし。
チグハグになるんですよね。
結局、恋愛で不安になったり、不満を持ったりするのって自分に対する愛が足りてないからです。
自分を上手に扱えてないと、心の根底で思ってるものが相手を通して鏡のように見せられる結果になります。
愛が足りてないから相手から貰おうとする。
そうしないと自分を保てないからです。
自分のことをきちんと愛せてる人は、不安にもならないし相手へ対する不満もない。
相手がどんな振る舞いであろうと、それに振り回されることはないんです。
怒りを覚えたり、ムッとすることがあるとしたら、相手から自分を粗末に扱われたときや、軽んじて扱われたときに怒りを覚えます。
しかも敏感に感じます。
なぜかというと、自分のことが大好きだからです。
あなたは、大好きな人が誰かに虐められたり、傷つけられたりしてると、傷つけた相手に対し怒りが込み上げますよね?
それはなぜですか?大好きな人だからですよね?
それと同じで、自分のことが大好きだったら、雑に扱われる、気分が盛り下がる関係や、うんこ男みたいな奴と一緒にいると、怒りしか出てこないから一緒にいられないですよ。笑
その判断は損得ではなく、自己愛が確立しての感情です。
さらに孤独でないし一人で居ても平気です。
究極、パートナーが隣に居なくったって平気なんです。
居てくれたら嬉しい、幸せ。居なくても不幸ではないし辛くもない。
これやってみるとわかるんだけど、自分を愛することができると、ふつうに自分のこと大好き!って言えますよ。
堂々と言えます。
で?そんな自分をナルシストって呼ぶ人がいてもへっちゃらです。笑
たとえ嫌われたとしても?
自分のことが大好きだったら相手の態度で自分に対する愛の量が減ることはないから他人の意見に影響されて落ち込むことはないんですよね。
人からもらう愛は増えたり減ったりするのが正常なんです。
相手へ依存してしまう女性は、
自己愛が足りてなくて相手の愛で自分を保とうとするから自分軸がブレブレで常に不安です。
綱渡りを渡るみたいに不安定。
ようするに、
ギブ&ギブで成り立つ関係は、唯一無二の「自分と自分だけ」です。
テイク&テイクの意味とは?
テイク&テイクというもギブ&テイクと同じで、自己愛が足りてない。
自分はなにも相手へ与えずに貰うことばかり考えてるパターン。
この深層心理は、自分に対する愛の量が極小です。ギブ&テイクよりもヒドイ。笑
自分に対する愛が足りなさすぎて、傷つくのが怖くて相手へ与えられないってやつ。
傷ついてしまったら、自分で自分を慰めるだけの愛が足りないことを無意識下でわかっていて自信がないから与えられないの。
無いものは、出せませんからね。
だから、念仏のようにまずは「在り方」ですよ、
恋愛はテクニックじゃないですよってしつこくしつこく唱えてます。
自分と向き合わず調和が取れなかったら、遅れて相手と不調和が必ず起きます。
そういう見えないメカニズムがあるんです。
このようなご相談も個別セッションにて可能です!
ということで、
「たった一人の男性から愛され大事にされ続ける女性を増やします」