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男性は「確かなもの」を手に入れたい
その理由という記事を書きました。
まだ読んでない方はそちらを読んでからどうぞ。
前回の記事の内容を簡単にまとめてお伝えすると、
「男性はなにか物事を決断するときは明確な理由を伴っている。」
「決断に整合性を求めるという性質」
ということをお伝えしました。
物事を自分にとって正解となるように
分析、選択の理由、検証の段階を踏んで決めるから、
男性は答えを出すのに時間がかかることが多々ある。
という話でした。
例えばですが、男性がスマホをAndroidにするのか?
iPhoneにするのか?
を考えるときになにを基準にしているのかというと、
「その先の未来」を想像したときに、
「どちらがいいイメージを持てるかどうか?」というのも判断要素に含まれます。
もちろん、スマホの具体的な話だと
自分が求めるものに適した機能が備わってるのか?
見た目や使いやすさはどうか?
とか分析が入るのですが
もっと抽象度を高めたときに、
結局のところ、
「それを使ってる自分は、確実に今よりも優れることになるか」
を気にします。
大切なのは、
男性は失敗をしたくないので、「確かなもの」を手に入れたいと思ってます。
なので、慎重に慎重に冷静に見極める段階が女性と比べて濃いのです。
このことを踏まえて、
女性側が自分の思いどおりに、
男性の決断を促したい場合はどうすればよいか?
たとえば、
わたしと関係を続けるのか?別れるのか?
わたしと結婚するのか?しないのか?
他には夫婦だと自分は一軒家に住みたいとする。
でも夫はマンションがいいと一点張り。
「どうにか、一軒家を選んでもらいたい。」とか。
他にも、簡単なことだと
「彼がずっと体の調子が悪いと言ってる。心配だから病院へ行って欲しい」
など。
今日は、思いどおりの決断を男性に促す秘訣について詳しくお伝えします!
思いどおりの決断を促す4つの秘訣
①選択するものにいいイメージを持たせる
②明確なメリットを提示する
③合理的であること
④自発的に選択したい欲求を満たしてあげる
①選択するものにいいイメージを持たせる
大前提として、ある選択をしてもらい場合、
そのものに対して未来のいいイメージを持てなかったら、
男性は自信を持って進めないので、いいイメージを持たせることは必須になります。
たとえば、
いまの彼女と結婚するかについて、
いいイメージを持てない場合、
男性はどのような思考回路かというと
以下のような感じで推測します↓
「この彼女と結婚して毎日生活を共にすると、
どんな毎日になるかな〜?
あー、彼女は、料理が苦手だって言ってるし、
あまり作ってもらったこともないから
ひょっとして結婚したら、
毎日コンビニ弁当もあり得るよな〜
いやーでも、俺は
ご飯作れる家庭的な奥さんがいいんだよなー。。。
他にも、たまにヒステリックになるし、
結婚して帰ってきたときに
ヒステリックになってたら疲れるよな〜〜。。
うーーん、結婚相手としては違うかも」
このようにいいイメージが持てないと、「結婚相手」として考えにくくなり、
イメージをしたときの印象がネガティブだった場合、
今度は、
「彼女との結婚は選ばない」という証拠を集めるようになり最終的に、
「結婚はしない方がいい」理由が明確になっていきます。
その理由を今度は、彼女との日頃の交流の中で
選択した理由についての検証がはじまるんです。
もちろん、無意識のことなので男性に自覚はありません。
「あー、やっぱり、結婚しない理由を選択することは正しそうだ」
となる=結婚しないという決断になる。
みたいなイメージ。
めっちゃ大事なんで繰り返してお伝えしますが、
男性は、未来にいいイメージを持てないと気持ちが前向きになりません。
その理由は、
に書いてましたよね?
復習として
男性はどのような3つを備えているんでしたっけ?
それをもっと平たくいうと、
未来の自分は今よりももっと優れていて、いいものをゲットしていて素晴らしい環境にいて、もっと強くなってること。
↑無意識的にここを求める「性」だから。
将来の伴侶を選ぶのも男性にとっては、
「今よりももっと」優れた自分でなおかつ邪魔しないというか、
ありのままの自分で手放しでいれそうな女性を選ぶ傾向が強いです。
特に、自分の仕事や夢中になっていることの邪魔になるような女性は選びません。
邪魔、というと語弊があるのですが要するに、
心置きなく自由にいられる相手がいいということ。
いつもいつも、嫁の怒った顔が気がかりで、
帰ろうとしたときに、
ネガティヴな印象を受けて
気持ちが沈んでしまうような家には帰りたくないと思います。
では、どうしたら男性から選択することにたいして
いいイメージを持ってもらえるのか?
それは、明確なメリットを提示することです。
②明確なメリットを提示すること
明確なメリットとはたとえば、
「将来も含めて私と一緒にいたらこんなにもいいことがあるわよ♪」
ということを指します。
最低でも、相手目線でメリットを感じられることを提示していることが望ましいです。
ポイントは、相手目線であること。
自分目線だとNGです。
たとえば、彼はぽっちゃりした体型の女性と結婚したいと思ってるのに、
「私はスタイル良くて一緒に歩いてると鼻が高いわよ♪」
→相手には響きません。
自分からや、一般的にみてメリットだと思えることでも
相手にとってメリットに感じないことは多々あるますよね?
他にも、一軒家を選んでもらいたいのであれば、
それを選択することで「夫にとって」どんないいことがありますか?
あなたのメリットではなく「夫にとって」のメリットである必要があります。
夫が具体的に得られるメリットは?
また、夫がデメリットに感じている点を潰すことはできてますか?
決断するにはメリットが必要
例えば、仮の架空の話ですが、マンションを選びたいという夫は
どんな価値観で、
どこにメリットを感じていて、
なにが理由で、
どんなことがきっかけで
マンションを選んでいるのでしょう?
最低でもこの辺りは分かっておくこと↑
人はなにかを選択するとき、必ずそれを選ぶ理由がありその背景にはストーリーがあります。
最終的には、良いと思えるメリットを感じるから選択するんだと思います。
そして、その背景やメリットには
自分の価値観と深く結びついている傾向が強いです。
メリット=価値観と紐付けされている
例えば、夫が一軒家を選ばない理由として、
昔、実家で住んでいた家が、ボロボロの一軒家で
ちょこちょこリフォームや修繕に手間や
お金がかかって悪いイメージを持っていたとします。
そしたら、
その背景が選ばない基準を作り選ばないという理由は
「手間がかかる」「お金がかかる」
となり、そこにデメリットを感じて「選ばない決断に至る」というわけ。
リフォームや修繕、余分なお金など必要ない場合、
価値観に基づいて「メリット」になっていると
おのずとマンションを選ぶに至る、と考えられますよね?
もちろん、これだけではないですよ。
他にもいろいろありますが
それは実際にヒアリングしてみないとわかりません。
どっちみち、デメリットを潰して
メリットを感じてもらえるように持っていくこと。
そのために、
どこにどんな価値観が隠れているのか?
相手が一番欲していることや、
避けたいと思ってることはなにか?
大前提として彼や夫の価値観を深く知っていることが必須です。
価値観を知らずに提案すると失敗する
ここで、私の実例を紹介します。
先日、知り合いから
ライブ配信やらないか?という勧誘が来たんです。
こういうのしょっちゅう来るので、
慣れてはいるんですけど
すごくカンに触ってカチンと来たんです。
逆鱗に触れた理由は、
「私の価値観に背いた提案だったから」です。
「育児も仕事も家事もあるので、忙しいしできません」
と伝えたんですね。
すると、
「忙しくても〇〇するだけだからそんなに時間がからないよー」と言ってきた。
私のライフスタイルは聞いてきてないから、
相手は私の事情を知らないわけで、
私がどれだけ
「時間を大切にしている価値観なのか」
知らずに「テキトーに言ってきたな」と感じる。
すると、心の動きとしては
そこに愛がないと思うから嫌な気分になります。
そんな提案じゃあ心に響かない。
メリット提示の矢印が提案側に向いているから気分が悪いです。
これと同じようなことが恋愛でも起きています。
たとえば、よくある例だと「結婚したい」と女性が言ったときに、
男性が「経済的に自信がないから結婚に踏み切れない」と言ってきた。
すると、たぶん多くの女性は
「経済的なことなら、わたしも働くから大丈夫よ!」
となるかもしれません。
でも、これは
男性には響きません。
男性は、
別に経済的に女の人に助けてもらう前提で話してないからです。
自分が、自分で自信をつけて前向きに「自分で」選択したいと言ってるんです。
そのような、もっと深いところにある真意をまずは掴めていないと、相手を思いどおりに決断させることはできません。
その相手が男性となると、
男性心理をわかっていることは必須になります。
今日の詳しい男性心理は下記のテキストで暴露してます↓
「私は彼が好きだから、彼と結婚したい」
いや、もちろんこれは当たり前の感情なので
それ自体はいいと思います。
でも、相手ありきなので相手が
あなたを選ぶメリットを感じていなかったら選ばれないんです。
「自分が彼といたい」
「自分は一軒家に住みたい」
と思っていても、
相手は別のことを考えているし別の価値観を持ってます。
だから、相手の立場に立って真心で、
相手に与えるという基本姿勢は必須になります。
そしてそれは、明日明後日でできることではなく
関係を構築するなかでの
「育み合い」で紡いでいかれるものです。
なにか、思いどおりに決断させようと思ったら、
関係性で結果を左右するので「育む」ことが大切。
ここでもう一つ、神を思いどおりに
決断させたエピソードを紹介します。
風邪をひいて体調の悪い神に、
私は「早く病院に行って欲しい」という主張があって、
病院に行くという決断を自発的にさせるというシーンです。
背景として、神はもともと病院が嫌いで、面倒に思ってるので病院には行きません。笑
こちらのやりとりを見てください。
たぶん、一見普通のやりとりですが、
実はこれには神が日頃から
大切にしている価値観を刺激したやりとりになります。
大切な価値観とは、
①息子にしんどい思いをさせたくない
②嫁の負担を軽くしてあげたい
という二つのこと。
「悪化したらみっちゃんにうつるかも」と伝えることで、
「息子にしんどい思いをさせたくない」という価値観を刺激して
さらに、息子にうつった場合、保育園を休ませなきゃならない
=忙しい嫁が面倒を見ることになり負担がかかる=本望ではない。
つまり、「嫁の負担を軽くしてあげたい」という価値観をさらに刺激する。
「病院に行かないと2つの価値観に背くことになるよな」と、無自覚の中で、
再構成されてそのタイミングで、
「病院に行くと早く治るよね」と言われたことで相手は、
「息子にしんどい思いをさせずに済む」と連想して
「嫁に負担をかけない」と連想して
価値観に沿った選択をして決断をするという流れです。
システマチックに解説してますが、
もちろん神にこのような思考回路の自覚はありません。
人の思考の動きや
心情の動きを推測で言語化しているので、
ちょっと伝わりにくいかもですが、
なにが言いたいかというと、
相手の価値観に沿った提案は必須。
ということ。
逆に、決断に至らない可能性が高いのは
以下の言い方のようなこと↓
「風邪ひいたんやったら、早く病院行かなあかんで」
↑これだと相手には響きません。
相手の価値観が入ってないからです。
そんな感じで、
思いどおりに決断をさせたいことがあるとき、
相手の価値観に沿ったものであるか?
チェックすることをおすすめします♪
③合理的であること
次の男性を思いどおりに決断させる秘訣は、
合理的であることです。
合理的とは、誰が見てもどんな角度でみても「理にかなってる」こと。
男性は、物事を合理的に
整頓された状態で見ることが得意だし、
左脳的なので、
言葉で説明できないことを
理由にするのは抵抗を覚えます。
「〇〇だから〇〇にする」ということに落ち着きやすいです。
さっきの風邪エピソードでいうと、
「息子にしんどい思いをさせると〇〇になる。」
「嫁に負担をかけるとなると〇〇になる。」
「そうならないために早めに病院へ行くのが望ましい。」
「明日病院に行く」
↑合理的ですよね?笑
このように、合理性を持たせてあげると、男性は納得しやすいです。
一軒家を提案するときや、
自分との結婚を選んでもらいたいときも
合理性を入れ込むこと。
「私のことが好きなら(大切なら)結婚するしかないっしょ〜〜(一軒家選ぶしかないっしょ〜〜)」は通用しません。笑
男性は、基本的に歳を重ねているほど、
合理性が強くなって
感覚的なことは鈍感になる傾向が強いので、
勢いで決められるのは20代くらいまでです。
誰が見ても「そりゃそうだよな」と言いたくなることほど
合理性が高く男性は納得しやすいです。
④自発的に選択したい欲求を満たしてあげる
男性の決断を思いどおりに運ぶための最後の秘訣は、
自発的に選択をさせてあげること。
男性は、人から言われて決める、動くことを嫌います。
それは自分でなんでも解決したい欲求があるからです。
「自分で決めた」ということに価値を感じるから、
誰かに言われてやらされて決めることは望んでないんです。
風邪エピソードでいうと私は神の行動を決めてません。
委ねてます。
「病院に行くと早く治るよね」は、
合理的に一般的な事実を伝えてるだけです。
それを受けた神が「自発的に」病院に行くと決めています。
このように、自分で決めたことを遂行したいので、
そのようにしてあげると男性の責任感を育てます。笑
男性は自分の積み上げてきたことや、
作ってきたことを大切に守ろうとする習性があるので、
「自分で彼女との結婚を決めた」
「自分で一軒家に住むことを決めた」
という風に持っていくと
「責任」を背負ってくれます。
すると、ずーーっとそれを維持するように働く。
城を落としたら、将軍はずっとその城を討たれないように守りますよね?
それと同じ。
「自分で選択する」という気持ちを持たせることは、決断の後押しになります。
っとまぁ、長くなったけど、
以上の4つが男性を思いどおりに決断させる秘訣です。
①まずは価値観を知って理解すること
②提案の仕方を覚えること
③言葉の使い方を覚えること
これらの順番です。
ということで、男性の決断を促したい女性は
で↑徹底的に学ぶことをお勧めします!
このような男性心理についても個別セッションにて相談できます♪