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甘やかすのは相手のためにならない
私の元で恋愛を学んでる女性は、
すでに知ってると思う。
「男性心理は相手を愛すための知識」
ゆくゆくは、
「相手を許して受け入れられるようになるのが男女の精神的な修行」
このようなことを再三伝えてるからか、
相手を思いやって接する女性に触れる機会が多いです。
めちゃくちゃ素晴らしいし、
ほんと女性って頑張り屋さんが多いな!って思う。笑
でも、相手を許して受け入れることを「甘やかしてる」パターンになってる事例がけっこうあったりする。
ぶっちゃけ、相手を甘やかすことと、
許して受け入れることってぜんぜん違います。
簡単にいうと
相手を甘やかすのは、相手のためにならないし相手がどんどんダメになっていく振る舞いです。
それから、
相手を甘やかすこと自体、実は自分のためだったりします。
↑これは隠れた意図で甘やかしてる側はなかなか気づけなかったりします。
じゃあ、甘やかすことと、
許して受け入れることの違いってなにか?というと、、、
甘やかすことと許して受け入れる違い
シンプルに、
その選択や行動は、未来の相手にとって本当にプラスになるかどうか?です。
プラスになるなら、それは相手を許して受け入れてる意図になりますし、
マイナスになる&相手を受け入れる目的が自分のためなら、相手を甘やかしてる意図になります。
相手を甘やかすのはこんな状態
たとえば、みっちゃんが「チョコレートちょうだい」と言ってきたとして、1つあげたとします。
その後も「もっとちょうだい!」と言ってきて
言われるがままに、相手の欲求を「受け入れる」「叶えてあげる」というスタンスで
チョコレートをあげ続けたとします。
すると、考えられるみっちゃんの未来ってどんなふうだと思いますか?笑
それは、
虫歯になるとか、太るとか、甘いものばかり食べるようになるとか、不健康になることが考えられますよね?
果たしてこれは、
相手にとって本当によい選択と振る舞いですか?
ってことを考えたとき、
ノーである場合、相手を許して受け入れたつもりが、単に甘やかしてるだけになります。
ちなみに、これがもし、相手の欲求を受け入れる&叶えてあげるという相手に向けた愛じゃなくて、
自分のためにチョコレートをあげ続けるという
隠れた意図がある場合、
例え話だけど、考えられるのはこんな感じ↓
泣かれて面倒なことになって嫌な気分になりたくないな(自分が)
好きになってもらえないかもしれないな(自分が)
嫌われるかもしれないな(自分が)
というふうに、観てるのは
相手じゃなくて自分がどうなるか?ってことを気にしてるパターン。
で、これを恋愛で例えると、
彼が事業が失敗して
個人的に借金をしたとします。
その借金を返すのに身を粉にして働いていて、
自分で責任をとって返す!という意気込み。
でもその代わりに、
彼と会う時間がなかなかとれなくなり、
彼女は、けっこうな不満を抱えてたとします。
で、そんなときに彼からこんな提案をされます↓
「〇〇円貸してくれない?少しずつ返すしさ。このままだと手数料だけ返すみたいになって、元本が減らないんだよ」
と言われたとします。
で、このとき、考えられる女性心理として
「彼が毎日辛そうだしな、ラクになってほしい」
「今のままじゃ体も心配だしな」
「それが彼のためになるなら」
「彼なら大丈夫だし」
といった考えからお金を貸したとします。
もちろん、彼女は、本気で相手のためだ!!と思ってます。
だけど、この選択の場合、
相手を甘やかすことになります。
なぜなら、自分の失敗は自分でケツを拭くことが自分の責任であって、
もし、彼女が肩代わりするみたいなことって、彼にとっては「ラク」になって、
言い方は厳しくなるけど
彼が「責任放棄」できる状態を作るのに加担することになる。
「自分でしっかり返さなきゃな!!」という意思が薄れる恐れがあるからです。
未来の彼をみたとき、
肩代わりしてあげることは、相手のためにならない。
→架空の話だけど、笑
で、相手を助けたり、要望をありのままに受け入れることを「相手のためだ」と本気で思ってても、
実は、この仮の例の場合、
借金を肩代わりする→彼と会える時間が増える。
という、自分の目的達成のために
相手の欲求を受け入れるという選択になってたりする。
他にも、子供の宿題を手伝うとして、
早く終わらせたい!!と苦しむ子どもを見てられなくて
問題集の答えを親が丸写しして書いちゃう!みたいなことも、子供を甘やかすことになりますよね?笑
なぜなら、
子供にとって「学習の機会」が奪われるからです。
さっきの借金の話も同じで、
彼にとって「学びの機会」が奪われるわけ。
それは、長い目で見たとき、
彼のためにならないんですよね?
なので、相手を甘やかすことと許して受け入れることはぜんぜん違うんです。
相手を許して受け入れるとは?
では、いっぽうの相手を許して受けいれるとは、冒頭で話したように
相手にとって本当の、本当の、本当によい選択なのかどうか?ってことを、
相手目線で考えて、相手本位で考えて、
思いやりを持てた場合に発想できるようになります。
しかも、
相手が男性の場合は男性心理をわかってることが前提です。
たとえば、
彼とデートしてるときに
彼がゴミをポイ捨てしたとします。
あなたは一瞬、「そんなことをする人なんて!!」と思って軽蔑したとします。
そういうことする人なら
「付き合うのやめよっかな?」とも思ったとします。
でも、自分もこれまで聖人君子に生きてきたわけじゃないし、過ちを犯すこともあるよな、笑
って思いとどまって
相手を許して受け入れることにしたとします。
そのとき、相手のためを本当に思ったとき、もしかしたら相手はゴミをポイ捨てすることに、なんの悪気もなかったかもしれない。
本当のところはわからないわけです。笑
で、彼に歩み寄ることにしよう!と。
「ゴミポイ捨てっていつもしてるの?」
「昔から?」
「なんか理由があるの?」
とかって聞いたのちに、
という風に諭したとします。
ここまでの流れが相手を許して受け入れる
しょーもない例です←笑
あ、これ読んでる人は自分ごとに置き換えてくださいね!笑
他にも、相手を許して受け入れることだと、
彼がよく嘘をつくってやつですよね。
嘘をよくつく場合、自分が嫌だからやめて欲しいのか、それとも自分以外にもまわりに対しても嘘をよくつく彼の場合、
このままでいると「彼の未来は信用されなくなって彼にとってよくないんじゃないか?」と判断したのか。
許して受け入れるという行為は、
自分のためでもあるけど、その多くは
許してもらった相手にとって、ありがたいことなんですよね。
その理由は、相手にとって許されることって、存在の受容だから満たされるし嬉しい。
崇高な愛って感じです。笑
なので、もしあなたが、
この考え方に賛同できる価値観なら、
ベストな振る舞いは、
「嘘をつきたくなるときも誰だってあるよね!」という、相手の今の状態を受け入れた上で、
向ける意識は「相手」になります。
これこそが「あなたのためを思って。」です。
よくなんかのコラムや親とのシュチュエーションで
「あなたのためを思ってっていうけど、それ自分のためでしょ?」
って一悶着起きてるシーンを見かけるのですが、これはスタンスの違い。
冒頭で話したように、
自分を満たす目的で「あなたのために」っていうのは相手はわかるし気分が悪い。
そこに、「自分の存在を認めてくれてるから相手は注意してくれてる」って思えないからです。
なので、
本当に、本当に、相手に愛を持って接することができてるか?が大事。
そのスタンスで、
まわりに対してもわたしに対しても嘘をつき続けると信用されなくなって
あなたの人生が行き詰まりやすくなる。
という感じで想いを伝えると
相手は、とても嬉しい気持ちになる。
男性は特にそうです。
その話は後の説で話してます。
お節介や心配は必要ない!
ただ、これがお節介だったり、やたら心配するとか、いきすぎるとこれもよくないんです。笑
なぜかというと、基本的にその人の状態にたいするアドバイスって一歩間違えると
相手を支配したりコントロールすることになるから。
それって、
相手のありのままを受け入れてない&尊重してないことになるんです。
とはいえ、そんなこと言ってたら、
自分が仏様みたいな、人格者でいなきゃいけないみたいな話になるから、笑
自分のスタンスとして
「この人は大丈夫なんだ」
「この人はありのままで完璧なんだ」
と思えていることが前提です。
ってことは、
相手を許して受け入れるには、
まずは自分が満たされてないとできないですよね??
相手を信じられることは、
自分の選んだ相手を信じられてるってことだから
自分の選択に自信がある状態ってわけだし。
レベル高いよね。笑
相手を許して受け入れることは自分が満たされてないとできない
しかも、この領域って相手がわがままばかり言ってる場合に、甘やかさずに、本当に相手のためを思ったとき、
叱ることが必要だったり、
ノー!という勇気が必要だったりするから
これができる自分の状態は、少なくとも
「こんなことを言って嫌われないかな、、」
「こんな振る舞いをしたら彼が離れるんじゃないか」
という不安がない状態なんです。
よく、「優しくすることだけが愛じゃない」とか、
「厳しさのなかに愛がある」とか聞いたことあると思うんですけど、
まさにその通りです。
男性は女性から甘やかされたいと思ってない
さらに、男性心理的にも男性は、
女性から甘やかされたいと思ってないです。
男性は、自分のありのままを受け入れてほしいと思ってます。
たぶん、ここ↑につながる意味がわからないかもしれないのでグッと深掘りします。
男性は叱られると自分が信頼されてることを感じられる
ようは、男性は自分が良からぬことをしたときに、ちゃんと正しい道へ導いてほしいと思っていて、
育ててほしいというか、
ダメなときにちゃんと叱ってほしいんです。
叱られることで、
自分を見こんでくれてる!認めてもらえてる!と思えるからです(深層心理)
どういうことかというと、
男性を叱るのって、女性側が相手の男性に対して
「あなたはできる男なんだから」
「あなたは力のある男なんだから」
「叱って正しい方向へ導けたら、ちゃんとあなたは軌道修正ができる」
という前提がないと、叱れないですよね?
そもそも、この人になにを言ってもできない男だし、無駄だわって思って心底信じていなかったら
期待もできないから、
叱るって発想にならないです。
呆れるってことになるから。
なので、良からぬことをしたときに
ちゃんと叱ってくれることは、男性にとって、
「できる男だ!と信じてもらえてる!!」
と受けとれて嬉しかったりします。
私は、自分の体験でも
水商売のときにお客さんからもよく、
「もっと叱ってほしい!」みたいに散々言われたことがあります。
そのときは、ただのドMかな?笑
って思ってたけど、
本当の理由は、
ってことなんだなって
今思えば、腑に落ちてるんです。
甘やかすことは相手を信頼してない証
ということは、男性を甘やかすことは、
女性側の前提に、
「どうせあなたはできない男」
「あなたは頼りないから」
「あなたはしっかりしてないから」
だから、わたしが助けてあげなきゃいけない。
ということを示すことになります。
男性は無意識だけどエネルギー的に、
「どうせあなたはできない男」
「あなたは頼りないから」
「あなたはしっかりしてないから」
↑と思われてることを実は、わかってる。
だから、甘やかされても
本当は嬉しくないのが男心なんです。
それほど、男性は、
自分のことを信頼してほしいと思ってる。
許して受け入れてもらえることは、
最上級の愛であって、なかなか辿り着けない領域だけど、
男性も、女性と同じくらい愛されたいんです。
それから、そうして許して受け入れてくれる女性に出会えたら、
男性は絶対に手放しません。
なぜなら、そもそもこの領域にいる
女性自体が少ないし男性が潜在的に
女性へもっとも求めてることだからです。
ちなみに、この記事を読めてるあなたは、
その時点で、この領域にいるか、そうなれる女性です。笑
読める記事もご縁の繋がりだと思ってるので。笑
まとめ
ここまでをまとめると、
①相手を甘やかすのは、受け入れることにはならない。
②甘やかしは自分のためである可能性が高い。
③相手を許して受け入れることは自分が満たされてはじめてできること。
④相手を許して受け入れることはレベルが高く崇高な愛
⑤男性は甘やかされたいとは思ってない
⑥男性は、叱って正しい道に導いてほしいと思ってる
⑦男性叱られることで、愛を受けとりつつ信頼されてることを感じる。
ということで、精神的なこともたくさん投稿してるんで、他の記事も見てみてね!