こんにちはっ!
自助力の専門家、恋愛コーチYUKOです!
「たった1人の男性から愛され大事にされる女性」を増やすために自己肯定感や男性心理を説いてます。
産後クライシスってなに?
産後クライシスって知ってますか?
奥さんの妊娠期〜産後をきっかけに起こる夫婦関係に亀裂が入り、仲違いする現象のことです。
今回は、産後クライシスを予防したり、乗り越えるポイントを、自身の経験に基づいてお話ししていきたいと思います。
産後クライシスについて詳しく知りたい方はこちら
まず、はじめに、産後クライシスというのは、夫婦が一緒になって一番初めに訪れる「2人の試練」だと思います。
ここを乗り越えられるかどうかで、向こう先5年〜10年一緒にいられるかどうか決まると思います。
それほど、産後クライシスは、
大変な問題で渦中にいるときは結婚を後悔するほどかもしれません。
ざっくりいうと、あるときから
「夫が敵に見える」
「夫が嫌いになる」
「夫が疎ましく攻撃したくなる」
「なぜかわからないけど罵声を浴びさせてしまう」
「育児や家事に理解がなく呆れる」
夫は奥さんからの猛攻撃を受けて居場所がなくなり浮気に走る、
自宅に帰りたくなくなる、傷つく、家庭放棄などなどで崩壊していく傾向にあります。
実は、多くの夫婦が産後クライシスを機に離婚へ至ってます。
産後クライシスに陥る3つの原因
なぜ?多くの夫婦は産後クライシスに陥ってしまうのかというと、原因は3つあります。
①女性のホルモンバランスの変化
②妊娠出産〜産後に関する夫の知識不足
③夫婦のコミュニケーション不足
①女性のホルモンバランスの変化
私は個人的に産後クライシスの元凶はここだと思ってます。笑
女性は、妊娠をすることでホルモンのバランスがガラッと変わります。
1番はじめに変わるのは「つわり」の時期。
つわりが起こるのはお腹の中で赤ちゃんを育てるための環境づくりの一環でホルモンバランスが変化している最中だから。
絶えず変化していきます。
気持ち悪くなったり、その頃から体調を崩したり、これまで通りの生活とはいかず、ライフスタイルは180度変わる女性が多いと思います。
※たまにつわりもなく快適に過ごせる女性もいます。
ホルモンの変化は一度だけではなく、
赤ちゃんがお腹で育つには子宮の環境を整える必要があり(胎盤の完成など)
その度に必要なホルモンへと激変するんです。
たぶん、これは経験した女性しかわからないと思います。
実際に、私も妊娠中にホルモンの影響で神様に近づきたくなかった時期がありました。笑
なんで近づきたくなかったかというと、
嗅覚が鋭くなり匂いが臭く感じたからです。笑
不思議なのは、私はもともと
神様の匂いが大好きで、匂いに安心するから結婚したと言っても過言ではないくらい匂い好きだったんです。
それなのに、おそらくつわりの時期を超えたあたりくらいから、
急に、とにかく臭く感じて近くに座られるのも気持ち悪く感じたんです。
よく「近づかないで!」と言ってました。笑
もちろん、神様はお風呂に入っていないわけでもなくいつも通りの生活をしていて、↑このような扱いをされたわけです。笑
女性は、妊娠をすると、
心身ともに守りに入るので男性性を拒否するようになってます。
だから男っぽい存在や匂いや、男に触れられることも体が拒否します。
もちろん、しない女性もいますし個人差はありますが、
一般的に、の話をしてます。
さらに産後になると、赤ちゃんを育てるために
母乳の分泌を促すプロラクチンとオキシトシンというホルモンが出ます。
このオキシトシンというホルモンは、別名「愛情ホルモン」と言われていて、
赤ちゃんに対して愛情を与える役目がありつつも、
親密度が低い対象に対しては攻撃性を持つ性質です。
つまり、目の前の夫と仲が悪いと、夫を敵とみなしてしまって動物的に攻撃しまうということ。
産後クライシスの困ったところは、
女性側がホルモンに支配されている以上、理性でどうにかできる問題ではないこと。
ホルモンの仕業なので、頭ではわかっていても、
なぜかイライラするし、
嫌いになろうとも思ってないのになぜか憎悪の感情が溢れてくるんです。
どちらかというと、
女性は夫とは仲良くしたいと思ってるし、愛してるし、妊娠前のように互いを想い合う関係を求めてるんです。
それなのに、努力だとか、理性だとかで
なんともならなくて抗えないのがホルモンの作用。笑
出産した後の産後なんかは、これまたホルモンの急激な変化で産後うつ、
マタニティブルーズを発症させてしまうお母さんもいます。
「こんな母親でいいのだろうか」
「なぜかわからないけど悲しくなる」
「一日中悲しくてこの世の終わりを感じる」
もうこうなってくると、夫の協力は必要不可欠なことはお分かりいただけるでしょうか?
ホルモンの変化による影響力をお分かりいただいたところで次の原因にうつります。
②妊娠出産〜産後に関する夫の知識不足
妊娠することによって女性はいろんなことに制限が生まれます。
お酒やタバコはダメ、薬も飲めません。
好きなものをいつも通りに食べられるわけでもないです。
このような、ライフスタイルや嗜好の変化にショックを受けたり、
また良いとは言えない体型へ
どんどん変わっていく女としてのショックさは計り知れません。
ところが男性はそうではないです。
嫁が妊娠をしてもいつも通り仕事はできるし、
お酒もタバコもすきなだけ楽しめます。
このあたりから夫婦関係に亀裂が入る夫婦もいらっしゃいます。
「あなたはいいわよね!!好きなだけ飲み会に行けて!!」
「仕事の付き合いなんだから仕方ないじゃないか!!俺だって好きで飲んでるわけじゃない。」
↑みたいな。笑
なによりも問題なのは、
夫が、奥さんはいまどのような体の変化に直面しているのか?
精神的にどんな辛さを感じているのか?
という、知識が圧倒的に足りてないこと。
なぜ?足りてないのかというと、
夫からしてみれば、妊娠は自分の体に起こってることではないため、
意識が向きにくくどうしても女性よりかは関心が薄い。
男性によってはなにも考えてません。笑
ところが、女性は、こどものことは2人のことだと思ってるので、
夫の方から関心を持って色々妊娠や出産&子育てについて学ぶのは当たり前だと思ってるんです。笑
だから、妊娠出産&子育てについて無知な夫と話をすると腹が立ってきて、
「なんでそんなことも知らないわけ?」
「もう産まれるのに今更何を言ってんの?」
って喧嘩に発展する。
この、両者の認識の違いが夫婦関係が崩れる原因の一つなんです。
女性は、妊娠をした瞬間から、自分の体の変化や赤ちゃんに意識が向くため、
役所で渡される妊娠出産にまつわるガイドブックなど隅から隅まで読み込みますし、笑
病院からもらう知識本みたいなものもちゃんと目を通して出産に向けて、
あるいは育児に向けて着々と準備をします。
それは、
自分ごとで関心があるからです。
だけど、男性は残念ながら自分の身に起こってないので、
妊娠出産&子育てについて鈍感です。
ほんとひどい男性なんかは、
新生児用のおむつがテープとパンツのどちらかもわかってないし、バウンサー?なにそれ?やし。笑
そもそもいつが予定日かも覚えてなかったり、
「つわりでしんどいって、寝てただけでしょ?」って平気で言ううんこ野郎もいます←
↑こんなうんこ野郎は思いやりがない!というと一言で終わってしまうので、笑
一応、男性の身になって考えてみると、体験をしてるわけじゃないから、
ちゃんと
「どんな状況でなにをしてほしいのか?」
言ってあげないと男性はわからないってこと。
「見てたらわかるでしょ!!」は、通用しません。
言いたくなる気持ちはわかるけど。笑
次にコミュニケーションについて。
夫婦のコミュニケーション不足
産後クライシスに陥る夫婦の特徴として日頃からコミュニケーションが取れていないこと
が挙げられます。妊娠前からのことを指します。
日頃のコミュニケーション不足の積み重ねが妊娠〜産後を機に浮上して、関係が悪くなってるということ。
これは、自ずとセックスレスにつながってしまうのですが、
②の原因にも通ずるところがあり、
結局のところ、日頃からお互いに
①なにを思ってて、
②なにを感じてて、
③どうしたいと思ってるのか?
この3つの考えを共有してないんです。
女性なら、妊娠してからどんな体の変化があってどんな状態で
なにが辛くて、などこと細かに話してないんです。
なぜかというと、察して精神が働いて「見てたらわかるでしょ!!」ってやるからです。
女性の皆さんよろしいですか?笑
私たちが思うほど、男性らは妊娠出産のことに関心がないと思ったほうがいいです。
関心がないというよりわからないんです。
体験ができないので理解に及べないのは仕方ないと思います。
そこのところを、期待をするから、分かってくれてるだろうってやっちゃうんです。
産後クライシスを乗り越える3つのポイント
3つの原因が分かったところで、産後クライシスを予防しながら乗り越えるポイントは、
①夫に妊娠出産&産後の体の変化と子育てについて知識や状態を共有すること。
②深いコミュニケーションをとること。
③夫を頼りにすること。
具体的にどのような会話で夫へ知識について共有するのか?
夫とコミュニケーションを取るのか?へついては、
このテキストで↑具体例を書いてますので重複するため書きません。
②深いコミュニケーションをとって、お互いを知って理解できるように歩み寄りながら③夫をどんどん頼りにして1人で抱えこまないこと。
育児は大変ですから1人じゃキツイです。
それをちゃんと伝えて理解してもらえるように努めること。
これしかないと思ってます↑
普段の記事から、恋人関係をうまく回していくには、
2人の親密度を高めてよー!深いコミュニケーションをとって信頼関係を築くことが大事やでー!
としつこくお伝えしていたのは、
このように、
結婚をして妊娠をすることで、起きる夫婦問題を乗り越えられるかどうか自動的に問われていくからです。
産後クライシス問題は、結婚して妊娠をすれば、
どの夫婦にも降りかかる可能性のある問題です。
産後クライシスになると表面的な応急処置で済む話ではなく、
これまでに築いてきた2人の関係性の中身があぶりだされてる状態。
だから産後クライシスに直面するか否かで、
関係性の真価が明るみになるんです。
ちなみに、ちゃんと深いコミュニケーションをとって、
妊娠出産&産後の体の変化&育児などについて共有をしている夫婦は、
産後クライシスは起こりません。
その証拠に、日頃から私のインスタを見てる方はわかると思うのですが、
私と神様は、私の方からしつこく
妊娠〜産後にまつわる知識や状態の共有を繰り返していたので、
産後クライシスにはなってなくて育児や家事にも協力的です。
それでも、みっちゃんが生まれてから、
ときどきアタリがキツいって言われます(授乳中の影響)
そのときになぜ?こうなってるのかを
再度伝えてフォローして解消してる感じです。笑
※男性にはなんども伝えて理解を促すことが大事。
あと、夫の気持ちを慮ることも大事です!
↑原因と対策をわかっていても、こんな有様だから産後クライシスは要注意です!笑
産後を迎えた夫婦のうち協力的な夫であったり、
奥さんをサポートしている夫へこ愛情指数は増すというデータがあります。
でもリアルでは、ほとんどの奥さんは夫にたいしての愛情が4割減少しているそうです。
それほど、世の奥さんは、非協力的で非理解な夫に呆れて落胆していて、
世の旦那さんは、攻撃的で口を開けば責め立ててくる奥さんに困り果てている。
これが夫婦の現実↑
結婚生活は、夢の生活の連続ではないですよ〜笑
でも、妊娠する前から産後クライシスの予防はできますし、発症してしまったとしても、ちゃんと腹を割って歩み寄ってコミュニケーションをとれば解消できますから安心してください。
よくわからない女性は、手遅れになる前に相談してください。笑
ということで、産後クライシス、マタニティブルーズ、産後うつも個別セッションで対応してます!